samba専用アカウントの追加設定方法

我が家のLinuxに、sambaサーバと、その設定管理画面SWATを追加しました。Windowsの共有フォルダを扱う場合、ftpとsambaを比較すると、明らかに後者のほうが転送が早いです。ファイル転送の速度が体感で100倍は違うかと思われます。LANで繋がってるPC間で、わざわざFTP転送するのも愚かな話ですしね。

さて、私の環境では、WindowsとLinux間で、ユーザ名とパスワードが一致しません。全く同一であれば、何も設定をしないでもフォルダの共有が可能です。私のようなケースでは解決策は2つ。Windowsと同じアカウントをLinuxに作成する。もう1つはsamba専用にWindowsと同一アカウントを追加することです。私は後者を選択しました。本来は、アカウント管理がシステムユーザと別々になるため、保守を考えるとよろしいことではないです。samba専用アカウントの存在を忘れているとLAN内部からファイル転送し放題で脆弱性に繋がってしまうからです。管理は徹底しましょう。

samba専用アカウント追加方法。aオプションは追加の意。foo1はパスワードのフレーズ。コンソールから次のように入力。

$ smbpasswd -a <foo1>

その他はSWATを使ってブラウザから設定です。SWATで設定すると、/etc/samba/samba.confのコメントが全て消されるので、このファイルを後の読解のためにバックアップしておいたほうがいいでしょう。設定項目は難しいところは特にありません。必要な部分をマニュアルを見ながら設定してください。

完了したら、デーモンとして起動させるために、以下のコマンドをコンソールからタイプ。

$ chkconfig smb on  <-サービスon
$ chkconfig --list smb <-on設定になっているか確認
$ service smb start  <-smbdのスタート(同時にnmbdも自動起動)
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