Windowsのスワップファイルを無効にする方法

去年末からのメモリ安に便乗してメモリ8GBのPCを組みました。Windows Vista x64に乗り換えて気づいたことはスワップファイルが巨大になってしまうこと。以前のPCはメモリ768MBで1GBのスワップ領域を確保していました。これが今回のPC構成では8GBも占領していたのです。

2017年追記:Windows10以降でも使えるテクニックです。

そもそも、8GBもメモリが搭載されているため、スワップは今のところ一回も起きていません。今のところ、どんなに多くアプリを立ち上げても3.5GB以上消費されることがないのです。そこでHDDの無駄な領域を消すためにもスワップ無しで運用してみることにしました。方法は次の通り。

  1. 「スタート」→コンピュータ→右クリックメニューから「プロパティ」を選択→「システムの詳細設定」
  2. 「パフォーマンス」項目の「設定...」ボタンを押す→「詳細設定」タブを開く→「仮想メモリ」の項目にある「変更...」ボタンを押す
  3. 仮想メモリの設定で「ページングファイルなし」を選択

Windowsでスワップファイル無効

これで再起動すればスワップファイルは使われなくなります。しかし、pagefile.sysは残ったまま。せっかく未使用にしてもHDDを占領したままでは意味がありません。削除してしまいましょう。このファイル、残念ながらエクスプローラからは消せません。コマンドプロンプトから消す必要があります。「スタート」→「検索の開始」→「cmd.exe」と打ち込み、「管理者として実行」して下さい。そこで、次のように入力します。

del /A:H c:\pagefile.sys
※/A:Hは隠しファイルの削除に必須のオプション

注意:OSのバージョンによっては、ページングファイルなしを選択した時点、再起動した時点でpagefile.sysが消えている場合もあります。

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