プロも認めるBlender!?ナナオの液晶モニタColorEdgeの説明に使用される

ナナオ(EIZO)から発売される映像制作用途向け高色域モニタColorEdge CG232W。オープンプライスですが実売価格120万円もする超高級品です。そのColorEdgeの商品説明画像に何とオープンソースの3DソフトBlenderの画面が使われていました。

ColorEdge CG232W (ナナオ公式)

これがその画像。

ColorEdge CG232Wに使用されたBlenderの編集画面

スペックは推奨解像度1920 x 1200ピクセル、22.5インチ、IPSパネル、Adobe RGB 97%カバー、接続端子にはDVI-D、D-Sub15ピンの他にBNCも2基装備。USBハブ付。

「モニタにお金をかけすぎてソフト代が捻出できませんでした」と言うオチをつけてもおかしくない取り合わせです。恐らく、他のソフトだと権利関係が問題になりそうなこと、編集インターフェースが商品にマッチしていたこと、の2点によりBlenderが採用されたのでしょう。

また、この商品画像の優れたところは、適当に編集画面のスクリーンショットを撮って貼り付けたのではなく、Blenderの機能のひとつ、Video Sequence Editor(通称VSE)を使って、動画を編集している画面だという事。まさに映像制作用途向けに相応しい説得力のあるビジュアルです。

オープンソースとは言え、本格的な3DソフトであるBlenderに挫折しかかっている人には、こういう、ちょっとしたBlenderの露出は励みになるのではないでしょうか。

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