カップヌードル・タイムカン回収とのことで開封してみた

2000年8月に20世紀最後の年を記念して発売された、日清食品のカップヌードル「TimeCan(タイムカン)」。2010年に開封することを想定して企画された製品にも関わらず、製造上の不良により一部品質に問題が発生することがあるそうです。これを受け、日清食品ではタイムカンの自主回収を2004年3月より実施しています。もし、まだ、大切に保管している人がいらっしゃいましたら、食べずに速やかに返送しましょう。同梱の20世紀辞典カードは、開封して取り出しても構わないそうです。また、どうしても缶を記念に残しておきたいと言う場合は、中の本体だけを郵送すれば良いようです。

タイムカン回収について (日清食品)

弊社が2000年8月から製造・販売いたしました缶入りカップヌードル「TimeCan(タイムカン)」の一部において缶の巻き締め不良が原因で缶内に空気が入り、品質に影響する可能性が生じたため、2004年3月より新聞、雑誌や弊社ホームページで告知し、自主回収を進めて参りました。

さらに徹底を期すため、この度あらためて自主回収へのご協力のお願いをさせていただきます。

該当商品をまだお手元に保管されているお客様は、下記送付先まで代金着払いにてお送りいただきますようお願い申し上げます。後日、商品代金を送付させていただきます。

〒566-0062 大阪府摂津市鳥飼上 5-3-20 日清エンタープライズ株式会社 「タイムカン」係

私の元にも1つ保管されていましたので返品することにしました。以下の写真は手続き前に開封したときの様子です。

これが2000年9月に購入し9年間暗所に保管されていたタイムカンの姿です。取り出す際に、堆積した塵のためか手を滑らしてしまい落下。棚の角で側面を凹ませてしまいました。

カップヌードル・タイムカン

底蓋には賞味期限2010年9月12日と印字されています。後1年で目的を達成できるはずだったのに、今回の回収は非常に残念です。この缶は、世紀越えを果たせども、既に力尽きていたようです。缶に錆が浮いているのが印象的。

タイムカンの賞味期限

上蓋。入念に埃を拭いても酸化膜が取れません。じーっと見つめているとお腹を空かせた子供のような顔に見えてきませんか?

タイムカンの上蓋

開封してみました。事前情報通り20世紀辞典カードが同梱されていました。インスタントラーメンの祖、安藤百福についての記述が見られます。

タイムカン開封時の中身

20世紀辞典カードの表。1964年(昭和39年)に東京・新大阪間で新幹線が開通し片道3時間10分に半減したことが書かれています。丸い鼻の0系車両が懐かしいですね。2008年12月14日をもって運転終了してしまいました。現在の東海道新幹線N700系は、東京・新大阪間を2時間25分で走るそうです。その差は1/4、40分以上も短縮されています。1年に1分近く速くなっていった計算になりますね。

タイムカン20世紀辞典カード

カップヌードル本体と缶の中。缶の口が狭くて取り出すのに苦労しました。本体容器には黄色く油の染みのようなものが浮いています。今回の回収はこれが原因でしょうか?確かに食べるのに躊躇してしまう変色具合ですね。対照的に缶の中側は汚れもなく綺麗でした。

タイムカンに入っていた本体容器に黄色い染み有り

さて、このカップヌードル・タイムカンは、2010年の自分に宛てたメッセージを書き込めるようになっています。缶の側面に、このような記述がありました。

タイムカン2010年の自分宛メッセージ「本当に食べるのか?考え直せ…。」

さすがは9年前の自分。今回の回収を見越した素晴らしいツッコミ!!そこに痺れる、憧れる!!

2009年9月21日追加:日清食品からお詫び状が送られてきました。