HDD内のファイルが断片化して、頻繁にデフラグをしていませんか?短期間で断片化が起こるのは、1ドライブにOS、テンポラリ、データを全て混在させているからです。これでは、いくらデフラグしたところで、すぐに散らかってしまうでしょう。
そこで、パーティションを区切ってファイル書き込み範囲を固定してしまいましょう。内訳は次のようにします。
HDD ├ C: (起動OS - 最大容量+α) ├ D: (スワップファイル、テンポラリ - メモリの1.5倍+α) ├ E: (Program Files - お好みで) └ F: (データファイル - 残り容量、物理的に別ドライブにしても可)
こうすることにより、取り扱いの難しいシステムファイルが散らばるのも防げます。面倒なようでしたら、最低限、起動ドライブとデータドライブだけは分けておきましょう。
この方法、実はLinuxでは当然のように行われていました。なぜパーティションを細かく区切り、ディレクトリ単位に割り当てるのか、今まで理解できませんでした。FAT領域が肥大して効率悪いのではないかとも思ってました。しかし、ファイルが断片化しなければFATの肥大など微々たる物。先人の知恵には頭が下がります。
そんなわけで、大容量HDDの今だからこそ、OSインストール時にはこれを実践してみて下さい。