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Blender使用のムービー、Big Buck Bunny公開される

オープンソースの3DソフトBlenderで製作されたムービーBig Buck Bunnyが、去る5月30日に一般公開されました。オンラインで視聴できます。公式サイトにはハイビジョン画質のファイルも用意されており、クリエイティブコモンズのライセンスを条件に、誰でもダウンロード可能です。

Big Buck Bunny (公式)

この映像で表現されていることは全てBlenderで可能なこと。慣れないユーザインターフェースに挫折する人も多いですが、これをお手本に再び触ってみてはいかがでしょうか?幸いにもBig Buck Bunnyの素材ファイルが全て配布されております。各シーンを解剖して、その技術を吸収しましょう。

素材ファイルはこちらから:Big Buck Bunny Production Files (cloud.blender.org)

We Are The Strange、変態アニメの本編が視聴可能

We Are The Strangeは、2007年にYoutubeでプロモートを行い、各国で上映が試みられたインディーズ映画です。その本編やメイキング映像が無料公開されることになりました。4月10日より、オリジナル英語字幕、日本語字幕を含めた各国語版も同時公開されています。

この物語は誰も遊んだことが無い捨てられたゲーム内のお話。一人ぼっちの人形eMMM、精神的に弱いダンサーBlue、流浪の折り紙サーカス団RAINとORI、Stopmo街を牛耳るHIMが織り成す不思議な世界です。監督の脳内が未整理のまま噴出したような未熟で荒々しい映像、推敲前のありのままとも思える冗長的な展開。そのほとんど全てがマイナスイメージでしかありません。しかし、それらに負けないアクの強さで、悪酔いに近いトランス状態になれる映画です。

ぜひ、この薄気味悪い奇天烈な世界をご覧あれ。なお、激しく点滅する場面がありますのでお気をつけ下さい。

英語字幕ノーカット版(台詞が少ないため、こちらをお勧め)

https://www.youtube.com/watch?v=5jlD7EVSJFw

日本語字幕版(訳がおかしいので参考までに)

https://www.youtube.com/watch?v=GRvknmpVJ6A

その他のメイキング映像をご覧になる場合はYoutube内のM dot Strange特設ページへどうぞ。

Gary Gygax氏死去、D&Dの作者

Dungeons & Dragons Co-Creator Dies at 69 (AP通信)

「Dungeons & Dragons」の作者、Gary Gygax氏が死去 (マイコミジャーナル)

【訃報】RPGの父、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を創ったGail Gygax氏が死去 (2ch)


TRPGの黎明期に流行ったDungeons & Dragonsの作者の一人、Gary Gygax氏が4日朝に死去しました。享年69歳。少し早すぎる死ではないでしょうか。1970年代当時、D&Dはアメリカでは大人気のゲームとなり、映画E.T.の冒頭で主人公達が遊んでいるほどの過熱っぷりでした。我が家にも彼の著書ロールプレイング・ゲームの達人(原題:Role-Playing Mastery)があります(紛失しましたが)

世界中の少年達の人生を狂わせたお方、文句の一つも言わせて欲しい!

48 なまえないよぉ~ :2008/03/05(水) 19:56:27 ID:IFz6QyfI
この方がいなければ、恐らく
Ultima(Online含む)もWizardryも
ドラクエもFFも
ロードス島戦記も魔法戦士リウイも
ロードスブームが基礎となったラノベと言うジャンルも
なかっただろう。

彼は真のロールプレイング・ゲームの達人でした。

架空の監督アラン・スミシー

アメリカでは映画の監督が降板したり、クレジットを載せたくないときに「アラン・スミシー」という偽名が使われていたそうです。

アラン・スミシー (Wikipedia)

これを読んだときに思い出した名前がありました。それは、ガンダムで有名なサンライズのアニメに原案として出てくる名前「矢立肇」です。10年以上前に、サンライズ関係の監督さんが暴露していましたが、実在の人物ではなく企画室の名前なんだそうです。

矢立肇 (Wikipedia)

私が話を聞いた監督さんは、こうも語っていました。矢立名義で得た版権料は室内での呑み代にも使われる、と。現在だと大問題な発言です。まぁ、半分冗談でしょうけどね。

架空の人物をクレジットした経緯はなんなんでしょう。一部には、法人名での版権登録が認められなかったから、という記述もありますが実際のところは定かではありません。

あなたの好きな作家も実は団体名かもしれませんよ?

ビデ倫強制捜査、規制の基準とは

先日、自主審査機関最大手の「日本ビデオ倫理協会」(通称ビデ倫)が警視庁の強制捜査を受けました。倫理協会自身が摘発されたのは何故か?問題は協会の審査基準を緩めた事にあるようです。

ビデ倫強制捜査 「規制緩和」で警察と対立 (asahi.com)

ビデ倫が数年前から、大きな「規制緩和」に踏み切った。04年秋には画像処理しなければならない対象範囲を小さくしたり、モザイク状の処理だけではなくぼやかす程度の処理でも容認。昨年夏にはヘアなどの露出を解禁した。

なぜか。関係者の一人は「他の審査機関と比べて基準が厳しく、制作会社から『売れない』と圧力があった」と当時の事情を証言する。

レンタルビデオ店が登場した80年代以降、審査はビデ倫の独占状態だったが、近年は基準の緩い新興機関が10近く登場し、勢力を拡大。ネットの動画配信 でより過激な作品を入手できるようになったこともあり、会員の制作会社の一部からは「このままでは倒産する」といった悲鳴があがったという。

規制を自ら緩めた背景には、より過激なものを求める消費者、そして他団体との競争が関係していたようです。今まで通りの規制を施せば法律的には安心できる商品となります。しかし、それでは誰も購入してくれません。他にもっと過激な欲求を満たしてくれるソフトが増えたからです。この相反する二つのバランスを保つのは非常に難しいことです。いっそ、モザイクを撤廃して、海外のように販売規制を厳格化してみたらどうでしょうか。

また、厄介な事に、警視庁側は今年から規制を強める方向に動いています。同人誌で逮捕者が出たのは記憶に新しいところ。アメリカ年次要求の布石でもあるのでしょうか。今まで通り、摘発基準が性器露出の有無だけで済めばいいですが、近い将来、表現内容にまで及ぶ危険性が十分にあります。 成人が出演しているにも関わらず、顔が幼い、背が低い、発育が悪いと言うだけで処罰されるかもしれません。

国際基準を鵜呑みにせず、自国文化風俗を鑑み、どう折り合いをつけていくか、もっと考えて欲しいものですね。