社内のPC700台からMS Officeを削除したアシスト「OpenOffice.org移行の障害はこう解決」
企業でOpenOffice.orgへ全面移行するには、外部とのデータのやりとり、マクロの互換性、既存業務での連携方法の変更を考慮しなくてはいけません。これらを解決するには社内上げて取り組まないと失敗するでしょう。
「移行+学習コスト」が「MS Office維持費」を下回るよう、将来的な期間を見越して計画を立てられるか。それが、結果コスト削減に繋がるかと思います。
この例では、(恐らく専門の)サポート部署を設けた事が功をそうしたのでしょうね。このサポート部署に初期投資が嵩みはしますが、ここが情報共有の手助けをしてくれるからこそ、移行が円滑に進んだのでしょう。
それにしても、オープンソースプログラムが広まるという事は、各企業とも更にサービス業へシフトしていくことになる気がします。一社独占という異常な状況から脱却しつつあるとはいえ、市場が混沌としてくる予感。市場活性化には、必要な要素ではありますが。