先日、不慮の事故でWindows98がインストールされたHDDをフォーマットしてしまいました。不運にもインストールCDが見つかりません。そこで、Windows2000の下位互換モードを試してみる事にしました。XPは標準で機能が備わっているので説明は割愛します。
Windows2000で互換性モードを使う (ITmedia)
コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力。DLLをシステムに登録してください。
regsvr32 %systemroot%\apppatch\slayerui.dll
起動したい実行ファイルのショートカットを作成し、プロパティの「Compatibility」タブを開いてください。Windows95/98/NTの3タイプから互換モードを選べるようになります。
DLLの登録解除は以下のコマンドを入力のこと。
regsvr32 -u %systemroot%\apppatch\slayerui.dll
ちなみに、この方法は上位互換性がありません。XPで動くものは余程特殊な事をしてない限り2000でも動くはずですが、インストーラーチェックで弾かれることがあります。その場合は、インストールスクリプト(msi等) の中身を展開して、バージョンチェック部分を書き換えてください。
もっとも、Windows2000も2010年までの寿命ですけどね。