Windows Vistaにワコムのペンタブレットドライバをインストールすると、ログイン画面にスクリーンキーボードが表示されるようになります。また、デスクトップ画面に手書き文字入力ウィンドウも現れます。これらはタブレットPC用の機能で、キーボードが接続されていない環境において真価を発揮します。しかし、立派なキーボードを備える据え置き型のデスクトップPCでは不要な存在。目障りに感じる人も多いのではないでしょうか?
そこで、このスクリーンキーボードと手書き文字入力ウィンドウを非表示にする方法を紹介します。
- [スタート]-[コントロールパネル]-[プログラム]-[プログラムと機能]-[Windows の機能の有効化または無効化]をクリック。
- UACが反応したら、ウィンドウの内容を確認後、続行ボタンを押す。
- 暫く待機するとWindowsの機能一覧が列挙される。
- [Tablet PC オプション コンポーネント]のチェックを外し、OKボタンを押す。
- Vistaの指示に従って再起動。
これで、邪魔なスクリーンキーボードと手書き文字入力ウィンドウが消えました。思う存分、ペンタブレットを使って創作活動に励んでください。
ちなみに、この方法を行うとSnipping Toolというデスクトップキャプチャソフトも消されてしまいます。よく使っていた方は要注意です。もっとも、キャプチャ範囲を指定して画面を切り出すだけのツールなので、Paint.NETのような画像編集ソフトで代替したほうがいいでしょう。