Firefox3ブックマークからWizz RSSを削除する方法

Firefox3のアドオンにWizz RSS News Readerと言うRSSリーダがあります。このアドオンはアンインストールに問題があり、ブックマークにWizz RSSという消せないフォルダが残ります。Wizz RSSを使わなくなった方は、次の方法で綺麗に消し去りましょう。なお、一歩間違えると動作に支障が出る可能性があります。プロファイルフォルダをあらかじめバックアップして、自己責任で行ってください。

  1. Firefox3のブックマークはSqliteデータベースになっています。編集用アドオンのSQLite Managerをインストールし、Firefoxを再起動
  2. メニューから[ツール]-[SQLite Manager]をクリックしマネージャ画面を開く
  3. 右上のプルダウンメニューから[places.sqlite]を選択し、[Go]ボタンをクリック
  4. 左のDB Objectsタブに表示されたテーブル一覧から、moz_bookmarksを選択
  5. 右の[Execute SQL]タブをクリック
  6. Enter SQLフォームに次のSQL文を入力し、[Run SQL]ボタンをクリック
    SELECT * FROM moz_bookmarks where title = 'Wizz RSS'
  7. 結果に表示されたWizz RSSフォルダのidをメモ
  8. Browse & Searchタブをクリック
  9. 表示されているmoz_bookmarksテーブルから7でメモしたidを見つける
  10. 該当id上で右クリックし、ポップアップメニューから[Delete selected]をクリック

SQLite Managerを使いWizz RSSフォルダを削除

以上でWizz RSSフォルダの削除が完了しました。おつかれさまでした。

Prince of Persia: Next Genは2008年11月発売予定

アサシン クリードを開発したUbi Softが、2008年11月頃にPrince of Persia: Next Genを発売するそうです。PS3、Xbox360、PCでのリリースが決定してます。トレイラーとプレイデモが公開されていますので見てみましょう。

Prince of Persia: Next Gen (Ubi Soft)

今度の王子は忍者のごとく飛び回ります。ジャンプアクションが気持ちよさそうですね。一緒にいる女性ElikaはサポートキャラでAIで動いているそうな。プレイデモだけ見ると、ジャンプと連携アクションだけが売りの全てな気がします。発売日までにどれだけバランス調整出来るかが面白さの鍵になると思います。期待しましょう。

ちなみに、DSでも別ストーリーをリリースすることになっているようです。

WordPress2.6のメディアアップローダのバグ対処と運用方法

WordPress 2.6には、メディアアップローダにバグがあります。メディアの保存場所を変更していた場合、その設定が無視されwp-content\uploadsにリソースがあるものとして処理されてしまうのです。対処方法は簡単ですので、このバグにお悩みの方は実行してみてください。

WordPress管理画面にログインし、[設定]-[その他の設定]をクリック。[アップロード]の項目にある、[ファイルのフル URL パス (オプション)]にメディアまでのURLを入力してください。これだけです。

WordPress 2.6 and "Full URL path to files" option (WordPress Trac)

WordPress2.6のメディアアップローダバグの対処方法

他の方法としては、既に2.6.1用にアップされている修正ファイル"Changeset 8353"を適用するのがよいでしょう。ちなみに、既にWordPress 2.6でアップロードしてしまったメディアのパスは修正されませんので、全て破棄して上げなおす必要があります。

さて、WordPress 2.6から、メディアギャラリーにて画像の説明を入れていると、画像の周りが装飾されキャプションが付加されるようになりました。以前は、「画像の説明=imgタグのalt属性」でしたが、alt属性とは無関係の項目になったようです。キャプション装飾をしたくない場合は、画像の説明を未入力のままにしておきましょう。

画像の説明によるキャプション表示画像の説明入力欄

では、SEOにも有効な代替テキストはどこに記入すればいいのでしょうか?方法は2つあります。1つは投稿エディタをHTMLベースに切り替え、alt属性を埋める方法。もう1つはビジュアルエディタ上で以下のように設定する方法です。

  1. ビジュアルエディタで画像を左クリック
  2. 左上に表示された[画像を編集]アイコンをクリック
  3. ポップアップした画像のプロパティの[詳細設定]-[代替テキストの編集]に代替テキストを記入

また、WordPress 2.5以上でLightBox系でキャプションが表示されなくなる問題は、WordPress2.5.1のLightBox不具合を修正するを参考にソースを修正するか、次の手順で運用してください。

  1. ビジュアルエディタ上でリンク付画像をクリック
  2. ツールパレットのリンクの挿入/編集をクリック
  3. [タイトル]にキャプションを記入

こうも変更点が多いと、旧来の方法を再現するため頭を悩ますより、運用面でカバーしていくのが最良かもしれません。(でも、タグが増殖するバグは早く修正して欲しい)

WordPress2.6のリビジョン管理を無効にする方法

WordPress 2.6から、投稿記事の履歴が無限に保存されるようになりました。この機能は、何度も書き換えた後に記事を元に戻したいとき、大いに役に立ちます。特に、複数人でWikiのように編集する使い方では、変更箇所を人目で把握できるため重宝します。

しかし、日記やコラムを書く用途に、一人で運用している場合はどうでしょうか?過去の変更箇所など、全く参照しない人が多いような気がします。そういう方には、このリビジョン管理は無用の長物。データベースを圧迫するだけの厄介物です。そこで、この機能を思い切って停止させてしまいましょう。

方法はシンプル。wp-config.phpに以下の定義を追加してください。1代限りのオートセーブ以外は停止します。追加場所はwp-settings.phpを読み込む前にしましょう。wp-settings.phpではWP_POST_REVISIONS未定義の場合、リビジョン管理を有効にしようとするからです。

define ('WP_POST_REVISIONS', false);

この定義は上記以外にもオプションがあります。必要に応じて使い分けてください。

Revision Management (codex.wordpress.org)

WP_POST_REVISIONS:

  • true (default), -1: 全リビジョンを保存
  • false, 0: リビジョン保存停止 (1代限りのオートセーブは除外)
  • (int) > 0: int数分のリビジョンを保存(+オートセーブ1代)。古い履歴は自動削除。

他の方法としては、wp-content\pluginsフォルダに次のような内容のプラグインをインストールすればOKです。ただし、公式アナウンスではないため非推奨です。

 <?php
/*
Plugin Name: no Revision Management
Plugin URI: https://wolfish.org/blog/p2008071701/
Description: Remove 'wp_save_post_revision' action.
Author: MadHyde
Author URI: http://wolfish.org/
*/

remove_action( 'pre_post_update', 'wp_save_post_revision' );
?>

WordPressは使いやすく機能追加も活発な反面、新機能のON/OFFを制御できる管理画面が未整備なのが残念ですね。

2008.07.27追記 - 最大履歴数も指定できるプラグインが登場しました。 Revision Control (WordPress.org)

3DエンジンUNiGiNEでベンチマーク

UNiGiNE ベンチマーク

UNiGiNEというロシア製3Dゲームエンジンが存在します。元メガデモグループが作り上げた製品で、これからのPCゲームに必要な機能を多く搭載しているようです。

  • トリプルAPI (DirectX 9 / DirectX 10.1 / OpenGL) レンダー
  • クロスプラットフォーム: MS Windows (Vista含む) / Linux
  • マルチコアCPUサポート
  • 32bit、64bitシステムを完全サポート
  • ビッグエンディアンサポート (ゲーム機対応のために)
  • 強力なC++ API
  • 総合パフォーマンスプロファイリングシステム
  • 柔軟なXMLベースのデータ構造体

この他にも、物理衝突やスクリプトをサポートし、日本のようなアジア圏で必須の2バイト文字入力機能(IME)も完備。これ一式でゲームが作成できるように豊富なツールも付属しています。ただし、欠点と思われる事がひとつあります。5世代前の古いGPUでは、起動すら出来ない可能性があるのです。必然的に動作可能ユーザ数は少なくなります。GPU機能を必要としないライトな3Dゲームを作りたい場合には不向きかもしれません。

サイトにはベンチマークデモがあり、実際に実行させて速度や使用感を体験できます。ゲームエンジン本体は5MBのDLLが1つだけ。リソースは1つにパッケージされフォルダ構造がすっきりしています。このデモではポストプロセスの体験も可能で、リアルタイムにペン画やステレオグラム表示に切り替えられました。動作も安定していて素晴らしい映像です。

UNiGiNE ポストプロセス デフォルトUNiGiNE ポストプロセス Sobel filterUNiGiNE ポストプロセス Stereo filter

以上、3DゲームエンジンUNiGiNEを紹介しました。気になるライセンス料は1プロダクト辺り最低5万ドル(520万円)です。残念ながら、ホビーユースには縁のない話ですね…。

2009年10月24日追加:Windows 7のDirectX 11対応ベンチマークデモが登場しました。UNiGiNEがDirectX11対応ベンチマークを公開