CD-ROMの自動起動をOFFにする方法

CD-ROMの自動起動をOFFにする方法(Microsoft)

1.[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
2.[名前] に「gpedit.msc」と入力し [OK] ボタンをクリックします。
3.[グループ ポリシー] ウィンドウが開きます。[ツリー] の [コンピュータの構成] をクリックし、[管理用テンプレート] をクリックします。さらに、[システム] をクリックします。
4.[ポリシー] の [自動再生機能を無効にする] をダブルクリックします。
5.[自動再生機能を無効にする] のプロパティが表示されますので [自動再生機能を無効にする] の [有効] をクリックします。
6.[自動再生を無効にする] ボックスから [CD-ROM ドライブ] をクリックし、[OK] ボタンをクリックします。

CD-ROMドライブの自動起動というのは、便利な反面セキュリティリスクが高い機能でもあります。ウィルスを仕込まれたメディアが再生されてしまえば瞬く間に感染されるのです。

深刻な例としては、sonyBMGの音楽CD-ROMに搭載されていた著作権管理機能がありました。このCDの問題は2点。購入者の同意を得ず、CD再生時にrootkitとして著作権管理機能が密かにインストールされた事。また、これは通常のファイル操作では消せないように隠蔽化されており、他のウィルスが悪用可能であった事。このように自分の預かり知らぬところで、CD-ROM自動再生は未知の危険を呼び込むこともあるのです。

もちろん、CD挿入時にshiftキーを暫く押していれば、自動再生は免れます。それでも、キーから手が滑ったり、押し忘れたときはPCの安全を保証出来ません。そう言う訳で、常時自動再生OFFにしておいてもいいのではないでしょうか。

XAMPPの妙な挙動

XAMPPというディストリビューションをご存知でしょうか。これはウェブアプリのAMPP環境(Apach,MySQL,PHP,Perl)を、すぐに使える状態で提供してくれます。開発用途だけに使うのであれば、お手軽キットではないでしょうか。もっとも、実際のサーバ運用には、それぞれを個別にインストールしたほうが勉強にもなっていいと思いますけどね。

そのXAMPPには2つだけ致命的な不具合があります。

1つはセキュリティ設定ページを呼び出すと"FORBIDDEN FOR CLIENT 0.0.0.0"とアクセス拒否されること。この現象は\xampp\apache\conf\httpd.confに以下の1行を追加すれば改善します。

Win32DisableAcceptEx

もう1つ、\xampp\security\htdocs\langに日本語ファイルが足りずエラーが出ます。下記フォーラムよりjp.phpをDLして、フォルダに放り込んでください。

Exxaxon サポートフォーラム

MODx0.9.6の不具合、prefixエラーの修正方法

0.9.6 install error: Checking table prefix `modx_`: Failed! - Table prefix is al(MODx Forum)

MODx0.9.6はクリーンインストール時にDBのprefix(接頭語)エラーが出ます。この問題は0.9.6.1で修正される予定です。

現時点ではinstall/action.summary.phpの152行目を次のように修正してください。

if (@ $rs == mysql_query("SELECT COUNT(*) FROM $dbase.`" . $table_prefix . "site_content`")) {

if (@ $rs = mysql_query("SELECT COUNT(*) FROM $dbase.`" . $table_prefix . "site_content`")) {

"$rs =="と比較になっている部分を"$rs ="と代入形式へ書き換えればOKです。但し、よく分からない人は、0.9.5をインストール後0.9.6にアップデートするのが無難。

野中晴(ハル)フィギュア、クオリティが高いのに売れ残る理由

イエスタデイをうたってフィギュア予約受付中(集英社)

冬目景の青春コミック「イエスタデイをうたって」の5巻が発売されていた。4月19日の事だったらしい。限定版がまだ残っていたので注文しました。今回ばかりはアマゾンのオススメメールに感謝します。個人の趣味や傾向を把握してることにプライバシー的不安は感じますが。

この初回限定版、去年の春頃にアナウンスが始まり、ずっと発売日未定でした。こまめにチェックしている人でも、発売日の遅れは忍耐力の限界を感じることでしょう。私のように初回版の存在を忘れている方も多いのではないでしょうか?

私が発売されていることに気づいたのは6月中旬でした。優に2ヶ月近く経っています。しかし、未だに完売していない。これはどういうことなのでしょう?考えられうる原因を探ってみましょう。 もちろん、欲しい人には願ったり叶ったりの状況であることは間違いありません。

それでは、アマゾンの商品ページを見てみましょう。比較のため、通常版限定版を開いてください。

まず、限定版は、その価格の高さが目につきます。通常版530円に対し、限定版は3900円。価格差、実に3370円。3000円強あれば、単品で完成品フィギュアを購入することも可能です。だから、この限定版の価格はコミックとしては高すぎると私は思います。フィギュア付限定コミックの平均価格は1500円であり、この倍以上もする価格で敬遠された可能性があります。

フィギュアの完成度も気になります。冬目作品はフィギュア化された例がアマプロ問わず非常に少ないです。そこへ、いきなりフィギュアを投じても比較対象が無い。唯一の比較物は原作だけです。この状況での完成度とは、原作の雰囲気、キャラクターにどれだけ近づいているかにかかっているのではないでしょうか。そう考えると、完成度は読み手の原作への印象で大きく変わってきます。例えば、「ハルは元気な娘」と思っている人には、賑やかな雰囲気のフィギュア、「ハルは影のある不思議ちゃん」という印象の人は、アンニュイな感じのフィギュアが「出来のいいフィギュア」となります。そのどちらも満たそうとすると矛盾が生じてしまい、出来上がるものは白と黒を混ぜ合わせた灰色「特徴の無いもの」か、オレンジを食べた後の牛乳「気持ちの悪いもの」になってしまいます。もちろん、フィギュア界の大御所「宮川 武」氏が原型を担当しているので、一定のクオリティは保証されています。しかし、これはあくまで宮川 武のハルであって、あなたのハルではないかもしれない。読者と原型師(及び監修の原作者)の間でハルに対する捉え方が大幅にずれていたのかもしれません。特にフィギュアに興味が無い人には、そのズレは大きく感じることでしょう。

総括すると、高すぎる価格、読者により印象が大きく変わる冬目キャラの立体化の困難さ、購買層のフィギュア文化浸透度の未知数、これらが相まって在庫を抱えすぎた気がします。フィギュア化に挑戦するなら、コミックと抱き合わせて限定版とせず、単品売りで挑んで欲しかったです。今回の件で冬目キャラのフィギュアは売れないと諦めるのではなく、誰も挑んでいないからこそ、今後もどんどんリリースしていって欲しいと切に願います。

追記:かなりカワイイ表情で原作の雰囲気が出ています。ファンなら即買い決定レベル。但し、肝心のフィギュアが欠品した中古品が混じっています。「それ、通常版ではないのか?」と突っ込みたくなりますが、ショップの注意書きをよく読んでご注文を。

MODxサブドメイン対応版

Subsites the MAD [HACK] Ver.2.1.096(MODx Ver.0.9.6版)をリリースしました。

これは、データベース、設定ファイル、キャッシュファイルを、1セットのMODxのみで、サブドメインごとに完全に切り分ける事が出来ます。

メリットは、MODxリソースを集中管理でき、システム部のメンテナンス性があがることです。管理画面に他サイトのページが出て来ないのも保守を容易にします。また、DBを分散させる事が出来るので、負荷軽減にも貢献する事でしょう。

逆に、デメリットとして、同じようなDBテーブルがサイトの数だけ増えるという点が上げられます。これは元々そういう方針の改造なので仕方の無い事ですが、「DBを増やしたくない~」と言う人は使用を控えた方がいいでしょう。

ちなみに、前回おざなりにしていたインストーラー回りも今回はテストしました。余程の事が無い限り問題なく動くと思います。