Irrlicht 1.6のFileOpenDialogで日本語が化ける原因

Irrlicht 1.6にはFileOpenDialogにANSIベースのマルチバイトパッチ#2450094が適用され、日本語表示が可能になっています。ですが、このパッチは残念なことにIrrlicht 1.5ベースまでしか対応していません。Irrlicht 1.6では文字化けしてしまいます。原因は、FileSystemの大幅改造により、CFileList.cppとCFileSystem.cppの処理が変わってしまったことにあります。

続きを読む Irrlicht 1.6のFileOpenDialogで日本語が化ける原因

UNiGiNEがDirectX11対応ベンチマークを公開

ロシアの3DエンジンデベロッパUNiGiNEが、2009年10月22日、Windows 7の発売に合わせてDirectX 11対応のベンチマークデモを公開しました。オブジェクトのポリゴン数を自動的に増幅させるテッセレーションが使えるようになり、より美しい映像表現が可能になります。窓枠や積み石の彫りが深くなっているのが次の映像から分かると思います。

ご自分の環境で試されたい方は、こちらからダウンロードして下さい。

続きを読む UNiGiNEがDirectX11対応ベンチマークを公開

HDS722020ALA330 2TBの性能、HDDの今後の展望

HGST(日立)製2TB HDD HDS722020ALA330を購入してベンチマークを取ってみましたので、使用感をレポートしつつ今後のHDDの役割について考察したいと思います。価格が下落してきた今だからこそ、将来的なことも考えて見ましょう。

HGST製HDS722020ALA330は回転数7200rpm、キャッシュ32MB、400GBプラッタ5枚を使った2TB HDDです。ですが、現在の1プラッタ最高容量は500GBですから、プラッタ枚数が多い分、発熱と電力消費量が少々高くなっています。それでも、2009年10月現在、最安値16800円を記録し、BD-Rを含む、どのリムーバブルメディアよりもビット単価が低くお買い得です。容量も2TBの壁と言われている2TiBを超えておらず、厳密には1.8TiBであるので、現行のサポートOS全てで、そのまま使えることも大きなメリットです。

では、ベンチマークを見ていきましょう。

続きを読む HDS722020ALA330 2TBの性能、HDDの今後の展望

一目で解るAudacityのポータブル化方法

オープンソースの音声編集ソフトAudacity。このソフトは標準的にインストールをすると設定ファイルをユーザフォルダに保存します。Windowsであれば次のフォルダに保存されています。

C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Application Data\Audacity\

しかし、これではUSBメモリに入れて持ち運ぶことが出来ません。そこで、PortableApps版を使わずに本家パッケージだけでポータブル化する方法を紹介します。

続きを読む 一目で解るAudacityのポータブル化方法