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samba専用アカウントの追加設定方法

我が家のLinuxに、sambaサーバと、その設定管理画面SWATを追加しました。Windowsの共有フォルダを扱う場合、ftpとsambaを比較すると、明らかに後者のほうが転送が早いです。ファイル転送の速度が体感で100倍は違うかと思われます。LANで繋がってるPC間で、わざわざFTP転送するのも愚かな話ですしね。

さて、私の環境では、WindowsとLinux間で、ユーザ名とパスワードが一致しません。全く同一であれば、何も設定をしないでもフォルダの共有が可能です。私のようなケースでは解決策は2つ。Windowsと同じアカウントをLinuxに作成する。もう1つはsamba専用にWindowsと同一アカウントを追加することです。私は後者を選択しました。本来は、アカウント管理がシステムユーザと別々になるため、保守を考えるとよろしいことではないです。samba専用アカウントの存在を忘れているとLAN内部からファイル転送し放題で脆弱性に繋がってしまうからです。管理は徹底しましょう。

samba専用アカウント追加方法。aオプションは追加の意。foo1はパスワードのフレーズ。コンソールから次のように入力。

$ smbpasswd -a <foo1>

その他はSWATを使ってブラウザから設定です。SWATで設定すると、/etc/samba/samba.confのコメントが全て消されるので、このファイルを後の読解のためにバックアップしておいたほうがいいでしょう。設定項目は難しいところは特にありません。必要な部分をマニュアルを見ながら設定してください。

完了したら、デーモンとして起動させるために、以下のコマンドをコンソールからタイプ。

$ chkconfig smb on  <-サービスon
$ chkconfig --list smb <-on設定になっているか確認
$ service smb start  <-smbdのスタート(同時にnmbdも自動起動)

ターミナル、トムハンクスが健気で素敵な映画

2005年初映画にターミナルを観てきました。祖国をクーデターで失った男が、情勢が安定するまで空港暮らしを余儀なくされる、ありそうでなさそうなお話。

トム・ハンクス演じる主人公は、言葉が通じないまでも逞しく日々を暮らし周囲の人々と打ち解けていく。しっとりと心に染みる内容に加え、コミカルで笑いが絶えない良い映画でした。

言葉の通じない(意思疎通の難しい)旅行者は、現地民から見ると何とも奇妙に映ってしまうようです。本人は生きるために大真面目なのに何か滑稽。明るく、それでいて切ない、不思議な人間模様も見所です。

しかし、この作品の中で唯一浮いた存在がいます。ネタバレを避けるため明言しませんが、主人公といい雰囲気だったひとです。思わせぶりな態度だったのにヒドイヤツです。揺ぎ無い信念を持った主人公と対比させる為に、周りに流される心の弱い人物にしたのでしょうか。見ていて一番ガッカリする部分であるだけに、もう少し何とかして欲しかったです。もっとも、トム・ハンクス出演作品は、何れもお安いハッピーエンドにならない事が分かっていれば、ある程度は予見出来るかもしれません。

ちなみに、この映画、モデルとなった実話もあります。参考までにどうぞ。

16年間、空港で暮らす男がついに搭乗ゲートへ - 視察番外編(x51.org)

エイリアン vs プレデターを観に行ってきた

今年初の映画にエイリアンvsプレデターを観に行ってきました。感想は可もなく不可もなく。アクションを見せる映画であって、内容はほとんどありません。

この映画、10年くらい前からカプコンのゲームやアメコミで展開されていたクロスワールドものです。本来、エイリアンとプレデターは別のお話。両者に関連性はありません。エイリアンとプレデターの白熱した戦闘のみを強調しており、それ以外のものは期待できません。双方ともに重量感を上手く再現出来ていたので、映像としては大成功なのかもしれません。アクション映画に興味がない人には退屈な内容だと思われます。

続編がありそうな幕締めでした。

ハウルの動く城を観てきました

ハウルの動く城を観てきました。若いときのソフィーがかわいいです。90年代の娘のように太眉で銀髪。なかなかツボを抑えたキャラ作りだとおもいました。木村拓哉が声をあてていたため演技力を危惧していたハウルは、違和感無くすんなり受け入れられました。キムタクは、スカして無口を決め込んでいる印象があったので、申し訳ないけどイモ役者だとばかり思っていました。さすが芸能界を生き抜いてきた男です。彼は立派な役者でした。

ただし、原作を読んだ人から見れば、怒ってもおかしくない内容でしょうね。エンターテイメントのために大幅な改変を入れられていたようです。改変は宮崎アニメでは常套手段。それ故に宮崎テイストと言うものが画面いっぱいに醸し出されるのです。しかし、原作の雰囲気が好きな人から見れば冒涜に近いのかもしれません。宮崎アニメの真価はオリジナル作品にこそ発揮されると思います。

技術の進歩は早い-プリンターは複合機の時代へ-

プリンターCanon PIXUS MP770が届きました。プリンターの二大勢力CANONとEPSON。機能やデザイン、価格面を比較した結果、CANONの機種を選びました。今期のEPSONのデザインに魅力が感じられず、他の面でもCANONのほうが若干いいような気が個人的にしたからです。ほとんど感覚の世界です。スキャナーも欲しかったので、種類は複合機にしました。単体コピー、CD印刷、両面印刷対応。PCに接続しなくてもデジカメの画像を印刷できるのが便利そうです。

性能面は良好。普通紙に印刷しても綺麗なのには驚きました。インクジェットは粉っぽいのが定番だと思ってました。それも、もう古い考えでしかないようです。写真を印刷してみたらフィルム現像と比べて大して見劣りしません。こんな機種が出てしまうと写真屋の仕事がなくなってしまうのではないでしょうか。

ただ、欠点が無いわけでもないです。置き場に困りました。大きさは電子レンジほど。大きすぎます。一回り小さい機種が発売されることを祈ります。