月桂樹オンライン(Gekkeiju Online)に潜入してみた

フィンランドのソフトハウスCoolhouseが運営する無料MMORPG「月桂樹オンライン(Gekkeiju Online)」を体験してみました。タイトルから分かるように日本を意識しています。サイト全体に漂う萌えテイストが甘酸っぱいですね。このゲームは開発ライブラリにIrrlicht、irrKlang、AngelScript、RakNetが使われています。Irrlicht公式サイトからもリンクされており、最近Youtubeにオフィシャル動画を公開しました(2ヶ月で100回未満しか閲覧されてません)

動画を見る限りでは、タイトルとは裏腹に、そこかしこから洋ゲーっぽさが滲み出ています。日本風なのはキャラの顔だけ。騎乗生物、船、借家、MUD(マルチユーザダンジョン)等、既存MMOのトレンドを果敢に取り入れています。

それではインストール。言語選択画面が現れます。何と日本語がありません。日本仕様なのはタイトルとキャラだけのようです。仕方ないので英語を選びましょう。

インストール画面

インストール後、オンラインアップデートを経てログイン画面。デフォルトのウィンドウサイズは1024x768です。一応、任意のサイズにも変更出来るようです。

ログイン画面

キャラ作成に入ります。何だかモデルが貧相です。開発者自らがモデリングしたのでしょうか。私は種族選択でネコミミのキャットフォーク(器用な猫族)を選びました。自キャラは種族の他に、性向、境遇など、他のゲームではあまり見られない属性も選ぶ必要があります。私は性向は悪、境遇は孤児にしました。スラム街で暮らすシーフを意識してみたつもりです。

キャラクター作成

さて、いよいよログイン。ワクワクしながら月桂樹の世界に足を踏み入れました。すると何故か目の前に宿屋のベッド。お隣には見知らぬオークのオヤジ(NPC)。オークからの熱い視線に、いけない想像をしてしまいそうです。気づいたら脱がせていました。

下着姿

下着はピンクでございます。ご馳走様でした。今回のレポートはここまで。また機会があれば潜入してみたいと思います。

フィールド風景

このゲーム、D&Dやソードワールド、ガープスのようなテーブルトークRPGを目指しているのかもしれません。現にYoutubeのプロフィールには好きな書籍にドラゴンランスシリーズと書いてあります。冬季オリンピックでも有名な雪国から、日本フリークが提供する新機軸MMORPG。無料で遊べますので興味があればどうぞ。グラフィックの稚拙さとGUIの使い難さがマイナス要素ですが、その辺を気にしなければ良作なのかもしれません。

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