WordPress2.3のタグに関するお話です。私の思うタグとカテゴリの特徴は次のようなものでした。
カテゴリは階層構造を持ち1つのエントリーは1カテゴリのみに属す。タグは階層構造を持たず、1つのエントリーは複数のタグに属す。
しかし、WordPressでは1つのエントリーに複数のカテゴリーを与えることができます。もはや、この状態はタグの使い方と同じです。
そう言うわけで、この二つは非常に曖昧な関係。ただ名称が変わっただけと言う印象があります。もっとも、階層構造を持たない分、タグは劣化してると思わざるを得ないのですけどね。以上、使い慣れたカテゴリを放棄しタグの運用方法を模索している筆者でした。
蛇足ながら、検索すると私と似た考えの方もいるようです。
タグとカテゴリーの比較文化論 (うるめねっと技研 - Linux派 -)
[カテゴリー]
- カテゴリーの数は比較的少ない
- 階層化された分類になっている
- 記事は1つのカテゴリーに属する
- カテゴリー間の記事数は均等な方が美しい
- カテゴリーは複数記事のサマリーのような名称になっている
[タグ]
- タグの数は多い
- タグ間の関係は特になく、フラットな構造になっている
- 複数のタグの組み合わせで記事の内容を説明する
- タグの使用回数は偏っている。やたら使われるタグと全然使われないタグが出て来る
- タグには標準的なキーワードが使われる