オープンソースの3DエンジンIrrlicht、その開発者の一人Bitplaneがバージョン1.5のリリースを記念してコンペを開催しました。
Irrlicht In Motion Competition (Irrlicht Forum)
コンペのテーマはインタラクティブデモ。Irrlichtの機能を使った革新的な映像デモが求められます。アニメーションメッシュ、カスタムシーンノード、シーンノードアニメーターやパーティクルシステム、これら考えられうるIrrlichtの能力を最大限に引き出すのが今回の目的です。
出品プロジェクトはIrrlichtと同様のライセンスにする必要があり、使用するリソースも自由に利用できなければなりません。ファイルサイズは20MB以下を推奨。評価はWindows環境で行われるため、Windows用実行ファイルを同梱しておくこと。もし、Windows OSを所持していないのなら、Windowsでもコンパイル可能なソースにしてくれさえすれば、コンペに参加出来ます。また、送付ファイルには出品プロジェクトに使われたテクニックや動作概要を示すドキュメントを添付して欲しいとのこと。更に他者のコードを借用するのであれば、その出処もキュメント等で明らかにしておいてください。
グランプリ受賞者には200ドルのPaypalキャッシュを授与。準グランプリにはAmazonからプログラミングかグラフィック関連書籍(60ドル相当)を授与、その他、評価の高い3プロジェクトには、irrKlang 3ライセンス(1470ユーロ相当)が贈られます。
審判役はプロジェクトチームのボランティアが務め、それぞれが10段階評価を下します。合計点数の一番高かったプロジェクトが勝者となります。もし、審判の環境で動かなかった場合は、評価が0になってしまいます。cygwinやVCランタイムが無くても動くようにしておきましょう。
そんなわけで、この年末年始にIrrlichtをいじる人は腕試しに応募してみては如何でしょうか。小規模なメガデモパーティだと思って楽しみましょう!