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秒速5センチメートル、吸い込まれる様な空は必見

新海誠の最新作「秒速5センチメートル」の特別限定版が今日発売しました。

新海誠作品は基本的に単館上映です。現地の映画館でチケットを事前予約しておかないと、当日は満員で入場は困難です。前作を渋谷まで見に行った私は、満席で入れませんでした。そのときの落胆は相当なものでした。

そう言う訳で待ち望んでいたDVDの発売です。新海作品の空の表現は素晴らしいです。 毎回見る者を魅了します。あまり多用するのも飽きられる要因になりますが、私はPCゲーム「イース・コンプリート」の時代から好きです。ぜひ一度ご覧下さい。

但し、男性が見るとメンタルをフルボッコにされて、再起不能になるかもしれません。悲しい結末が待っています。

ローゼンメイデンのドルフィーが凄い

ボークスが販売しているスーパードルフィー、ローゼンメイデンの真紅を収めた映像がありました。どこから眺めても視線がこちらを向いているように見えます。恐るべし、グラス・アイ!

私はドールに興味が無いのですが、これは素直に感嘆しました。いまやボークスと言えば、ガレージキットではなくドールの印象が強いですね。こだわりは既に芸術の域に達していると思います。それにしても、この真紅はお値段98000円…定期補修も考えるとかなりの贅沢品です。

時をかける少女、古くて新しい青春物語

『時をかける少女』DVD発売 - 生みの親に聞いた「今だから言えるヒットの"秘密"」

ヒットとは言うものの、全国上映出来なかったのは大きな痛手だと思います。見に行こうとしていたのに上映館が遠かったため断念した人もいるのではないでしょうか。

原作は昭和51年刊行(1976年)、今でも語り継がれる名作です。本映画では、その続編として新しい主人公が活躍します。内容も今風の青春物語となっており共感が持てるように配慮されています。また、これは映画スタッフの完全オリジナル版の物語ではありますが、原作と同じ時間軸を継承しており、前作の主人公も登場します。彼女は、本作の主人公の叔母という関係で重要な役割を担っておりました。

涼宮ハルヒ メタモフィギュア、温度で色が変わる斬新コスチューム

涼宮ハルヒの1/8 メタモフィギュアにバニーVer.が新登場

安易なバニーというコスチュームながら、ポーズや表情に至るまで、洗練された作品だと思います。そして、注目すべきは温度によって色が変わり、白と黒、2つの色を楽しめるという事!変化させた色が固定化するというのも目新しいです。フィギュアの世界に、こう言う遊び心を持ってくる斬新な発想は歓迎に値します。もっと沢山の種類が登場するといいですね。

ただし、耐久性には問題があるかもしれません。ダイナミックなポーズで細いパーツの多いキャラクターフィギュアは、温度による変形に弱いです。そのため、熱を加えすぎると通常よりも劣化が早まる可能性があります。また、温度変化素材は経年劣化によりマダラ状に染みになる場合があります。気温差の激しい場所に置かないようにしましょう。

キャラクター熱が一番熱い今の内だけ楽しめればいいと言う人は、迷わず買って損は無いでしょう。

アニメ量産化による粗悪タイトル増加問題

キャラビジネス進化論! アニメは“量産化”の罠にはまった アニメ・ビジネス・フォーラム

ここ数年、1~2クールのアニメが非常に大量に作られては消える現実。面白いのが放映されても、すぐ風化してしまうんですよね。 勿体無い、非常に勿体無い。これではコンテンツを食いつぶしていくだけ。焼畑農業と同じです。

クリエイターの資源は限られており、人も予算もないところは、せっかくよい素材を扱っていても酷いアニメを作り、視聴者から愛想つかされる。このままでは安心して見られる番組がなくなってしまいます。

趣味が多様化した混沌の時代ですが、制作サイドには一つ一つの作品を丹精込めて仕上げて貰いたい。放送だけでも黒字になるビジネスを模索するべきではないでしょうか。