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Thunderbird存続問題、どうなる!?

MozillaがFirefoxに専念することを宣言 - Thunderbird切り離しへ (マイコミジャーナル)

Mozilla CorporationのCEO・Mitchel Baker氏は、公式ブログ「mitchell's blog」上で、メール / ニュースクライアント「Thunderbird」を同社から切り離す方針を明らかにした。今後Mozillaの開発およびプロモーションは、Firefoxに絞られることになる。

米国時間25日掲載の「Email Call to Action」と題された文書では、電子メールの重要性とThunderbirdがこれまで果たしてきた役割について述べたあと、コミュニティが Firefoxを中心としたWebに集中し、その努力が霞んでしまったことを指摘。Mozillaとしても、Firefoxと同レベルでは Thunderbirdに集中できず、今後もその考えは変わらないだろうと述べた。

節子「Thunderbirdは売られてしまうん?」(AA略)

長年使ってきたメーラーなだけに、今後の動向が気になります。 Mozillaからの切り離しにより、今よりもコミニュティが活発になるなら嬉しいんですけどね。

Firefox 3の速度を体感できるサイトとは?

2008年6月17日(日本時間18日)に開催されたFirefox 3は24時間ダウンロード記録は800万回を超えたようです。Opera9.5の5日間ダウンロード数270万回を軽く引き離しました。

さて、イベントが一段落して、早速使い始める人も多くいるようです。新機能を試してみたり、プラグインの整理をしたり、Firefoxユーザには今が一番楽しい時期ではないでしょうか?

そこで、ひとつ、手っ取り早く新機能を体験できるURLを紹介します。Firefox 3のレンダリングスピードを肌で体感できます。IE7だと表示に60秒程かかるのでご注意ください。

平野綾 2008年2月15日差分(Wikipedia)

国際化i18nってなんだ?

最近、i18nと言う単語を目にするようになりました。国際化と言う意味だそうです。

i18n(Wikipedia)

i18nはinternationalizationを省略した記述法。ジャーゴン。あいいちはちえぬ、インターナショナリゼーション、国際化と読む。

internationalizationの意味は国際化。転じてオープンソースのプログラムでは多言語・多国語対応の意味。

例: 今回のバージョンからi18nに対応しました。

i18nの18は、internationalizationの先頭のiと語尾のnの間に"nternationalizatio"の18文字があることに起因する。18ヶ国語に対応しているわけではない。

私は金の純度のK18(18金)と混同していて、何か鉱物に関する事だろうと思っていました。無知って恥かしい。

この略語、W3Cの文章でも見つけることが出来ます。検索で確認したところ、1997年1月制定のHTMLi18n(RFC 2070)で既に扱われていました。つまり、それ程までに一般的な略語だと言う事です。英文で書くときの略語として覚えておくといいでしょう。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML i18n//EN">

それにしても、i18nってセンスの無い略ですよね。知っている人にしか意味が通じない気がします。また、略語に多い大文字綴りでは無い事も災いして、注視されず読み流されるのでは、と思います。そう言う訳で日本では「国際化」と漢字で書くことを私は推奨します。

GPL3正式公開

16年ぶりの改訂、「GPLv3」が正式にリリース

フリーソースウェアのライセンスの1つGPLが、2007年6月30日(米時間)にVersion3を公開しました。Version2を発表してから16年ぶりの改定になるそうです。

この改定は現在のインターネット時代に即したものになっているらしいです。しかし、ざっとDraft版の暫定日本語訳(OpenTechPress)を読んでも私にはVersion2との相違は目につきませんでした。追加条項として、DRM(著作権管理機能)を追放する意味合いの文言が記載されているくらいでしょうか?

いくつかの国々では、ユーザがデジタル制限管理 (Digital Restrictions Management) から逃れられるようにするソフトウェアを禁止する法律を採用してしまっています。 一部のコンピュータは、ユーザに対し、コンピュータ内のソフトウェアの改変されたバージョンをインストールしたり、実行したりするためのアクセスを拒否するように設計されています。 DRM これは、ユーザ がソフトウェアを変更する自由を守るというGPLの目的とは根本的に相容れません。そこでGPLは、GPLが保護するソフトウェアは、そこから逃れることが禁止されているデジタル制限の対象になることも、あるいは他の著作物を対象にすることも決してない このような方法で制限されることがないということを保証します。

この改定に伴い、プログラム製作者は現在配布中のソースにGPL3を適用するも良し。GPL2のまま踏みとどまるも良し。内容を十分に吟味して自分に合ったものを選んでください。

ちなみにGPLの私の解釈は以下の通り。誤解があるかもしれないので、GPL(Wikipedia)等、より詳しい記事を熟読してください。

  1. 再配布時もGPLを適用しなければならない
  2. 改変配布時はオリジナルとの相違を明確にする
  3. ソースコードを要求されたら開示を拒んではいけない
  4. 有償で配布したり、商売に使うことを制限はしない
  5. 動的リンクされた場合、親アプリを含む全ソースを開示するべし(事実上の解釈)

XAMPPの妙な挙動

XAMPPというディストリビューションをご存知でしょうか。これはウェブアプリのAMPP環境(Apach,MySQL,PHP,Perl)を、すぐに使える状態で提供してくれます。開発用途だけに使うのであれば、お手軽キットではないでしょうか。もっとも、実際のサーバ運用には、それぞれを個別にインストールしたほうが勉強にもなっていいと思いますけどね。

そのXAMPPには2つだけ致命的な不具合があります。

1つはセキュリティ設定ページを呼び出すと"FORBIDDEN FOR CLIENT 0.0.0.0"とアクセス拒否されること。この現象は\xampp\apache\conf\httpd.confに以下の1行を追加すれば改善します。

Win32DisableAcceptEx

もう1つ、\xampp\security\htdocs\langに日本語ファイルが足りずエラーが出ます。下記フォーラムよりjp.phpをDLして、フォルダに放り込んでください。

Exxaxon サポートフォーラム