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Need for Speed PROSTREETが面白い

随分昔に体験版を遊んでみて、その独特のドリフト感が気に入ってしまったNeed for Speed。最新作のデモを見つけたので遊んでみました。

Vista対応と謳うだけあって、映像はPS3顔負けの美しさです。影が嘘くさく見えるところもありますけどね。前作から、ダメージ判定とチューニング要素が加わり、奥深くなったようです。 とは言え不満な点もあります。SpeedKingモードで、少しハンドルがぶれただけでも車体が吹き飛んで行ってしまうのです。これにはイラっとしてしまいました。私はデモに限って言えば、ドリフトが可能なGripモードのほうが昔馴染みで好きですね。

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x64メディアプレイヤーを常用する方法

Vista x64にしたのだから、64bitアプリケーションを使いたい!そんな希望をお手軽に叶えてくれるのがメディアプレイヤーです。ここではデフォルト設定の32bitメディアプレイヤーを64bit版に変更する方法を紹介します。

「スタート」→「検索の開始」→「cmd.exe」→「管理者として実行」。コマンドプロンプトから次のようにと入力。

unregmp2.exe /SwapTo:64

これでクイックランチャーやスタートメニューに登録されたメディアプレイヤーのショートカットが、全て64bit版に変更されます。

しかし、これだけでは関連付けしたメディアを開く場合に、まだ32bit版が起動してしまいます。そこでレジストリの変更をします。「スタート」→「検索の開始」→「regedit.exe」を起動。ここで、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\App Paths\wmplayer.exe」というキーを捜し、「Path」の値を以下のように書き換えまます。

(変更前)%ProgramFiles(x86)%\Windows Media Player
(変更後)%ProgramFiles%\Windows Media Player

これで、64bit版のメディアプレイヤーを常に使用するように設定できました。32bit版に戻すときは上記レジストリを変更前の状態に戻し、コマンドラインから次のように入力してください。

unregmp2.exe /SwapTo:32

Windows VistaとXPの互換性及び速度について

徹底検証 Windows Vista vs Windows XP どちらのパフォーマンスが優れているか? (Microsoft)

パフォーマンスとは何とも曖昧な言葉です。電気代に代表される運用面でのコストパフォーマンス、アプリケーション動作や計算能力に係わる処理速度パフォーマンスと、比較対象によって大きく結果が変わります。

引用元の記事が示す通り、新たにPCを買った場合は機能面や電源管理を含めたコストパフォーマンスはVistaのほうが良いように思えます。 しかし、少し古いPCでは、Vistaのバックエンド処理が影響して、全体の処理速度は遅くなってしまうでしょう。そのため、ゲーム系ベンチマークを取ってみると同条件のPCでは、XPよりもVistaのほうが動作が遅くなる傾向にあります。

以下に参考までにVista x64でのベンチマーク結果を列挙します。 XPは持っていませんので比較対象がありませんが、参考になれば幸いです。ベンチマークに使ったPCのスペックは次のとおり。

  • CPU:INTEL C2D E8400 3GHz
  • MEM:2GB x 4
  • M/B:GA-EP35-DS4 (Rev.2.1)
  • GPU:GALAXY GeForce8800GT 512MB

まずはタイムリープぶーとべんちの測定結果。デフォルト設定でスコア99。アンチエイリアスx8、セルフシャドウONではスコア49でした。

次はゆめりあベンチ。そのままでは低解像度でしか計測出来ないので、Wikipediaに書かれている最高設定選択方法を適用しました。

  • 640 x 480 : 90045
  • 800 x 600 : 78315
  • 1024 x 768 : 61182
  • 1600 x 1200 : 32109

3つ目はFFベンチ3。高解像度では8582-H。低解像度で10671-L。

4つ目はらぶデス2ベンチ。デフォルト設定でスコア91でした。

最後に3DMark06 Build 1.1.0。デフォルト設定でスコアは10922でした。

ゲーム系ではありませんが、おまけとしてスーパーπ Ver 1.1も計測してみました。何と104万桁の円周率計算がわずか15秒!素晴らしいです。

このように、PCの買い替えと同時にVistaへ乗り換えれば、これと言って動作が遅く感じることはありません。また、Windows Vistaは発売から1年経ち、アプリケーションの互換性も申し分ないものになっています。16bitアプリケーションや特殊なドライバが必要なものでない限り、問題なく動作します。

Windows VistaR および Windows ServerR 2008 アプリケーション互換性解説書(Microsoft)

ハイブリッドスリープ及び休止状態を無効にする方法

Windowsはスタンバイ時にメモリとHDDの両方に現在の状態を記録します。これにより、電源供給が停電等で賄えなくなったとしても、次回起動時に前回の状態のまま復帰してくれるのです。ハイブリッドスリープ、もしくはハイバネーションと呼ばれる技術。

しかし、メモリを8GB積んでいるようなPCでは、この機能のために8GBものHDD容量が消費されます。そこで、停電したら潔く諦める人、そもそも休止状態を使用しない人は、次の3手順を踏んで余分なHDD容量を空けましょう。

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システムの復元で使用する容量を調節する方法

Windowsを数日使い続けてみるとシステムドライブの消費量がインストール時よりも10GB以上増えていました。どうやら「システムの復元」に使われる領域が確保されているようです。この領域は最大でHDDの15%。500GBのパーティションならば75GBも予約されてしまいます。

残念なことに、Windows Vistaでは「システムの復元」に使われる容量を調節するためのインターフェースがありません。Windows 7も同様です。そこでコマンドラインから管理ツールを使用しましょう。

「システムの復元」と「以前のバージョン」で使う領域を変更する (ITmedia)

Vistaでシステムの復元とシャドウコピーに使う領域を指定するには、ボリュームシャドウコピーサービス管理コマンドラインツールの「vssadmin.exe」を利用する。管理ツールはコマンドラインのアプリケーションで、実行には管理者特権が必要になる。コマンドプロンプトを管理者として実行しよう。スタートメニューで「すべてのプログラム」を選び、「アクセサリ」の「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択すればよい。

システムの復元に使われている領域の情報を表示するには、コマンドプロンプトで「vssadmin List ShadowStorage」と入力して実行する。ここから、シャドウコピーの領域として使われているボリュームや、使用中の領域、割り当て領域、最大領域が確認できる。ここで最大領域をチェックしておく。

システムの復元に使われているサイズを変更する場合は「vssadmin Resize ShadowStorage /For=対象ドライブ /On=記憶域のボリューム /MaxSize=変更サイズ」と指定する。サイズを変更する場合、対象ドライブとシャドウコピーの記憶域ボリュームは「vssadmin List ShadowStorage」で確認した情報と一致させることが必要だ。

たとえば、対象ドライブと記憶域のボリュームを「Cドライブ」、変更後のサイズを「1Gバイト」に設定する際、「vssadmin Resize ShadowStorage /For=C: /On=C: /MaxSize=1GB」と指定する。サイズを小さくすると、シャドウコピーによって取得したバックアップが削除される可能性があるので注意が必要だ。

システムの復元で使う容量の変更

なお、コマンドラインウィンドウは、「スタート」→「検索の開始」から「cmd.exe」を検索して「管理者として実行」を選んで起動してください。

2017年11月追記:Windows10では「復元ポイントの作成」で検索し、「システムのプロパティ」-「システムの保護」-「構成」から、スライダーを使い「ディスク領域の使用量」をパーセンテージ単位で調節可能です。初期状態に戻せば良いのであれば、復元ポイントの作成自体を停止する手もあります。