ネットに繋げるなら、もはや必須のセキュリティソフト。ノーガードPCでは3日経たずにウィルス感染してしまうでしょう。自分だけならいざ知らず、感染してしまうと、家族、友人、果ては取引先にまで迷惑がかかってしまいます。絶対に対策して下さい。対策してない人は、保険未加入のまま自動車に乗ったり、家に鍵をかけずに出かけるようなものです。
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賢いパーティションの分割方法
HDD内のファイルが断片化して、頻繁にデフラグをしていませんか?短期間で断片化が起こるのは、1ドライブにOS、テンポラリ、データを全て混在させているからです。これでは、いくらデフラグしたところで、すぐに散らかってしまうでしょう。
そこで、パーティションを区切ってファイル書き込み範囲を固定してしまいましょう。内訳は次のようにします。
HDD ├ C: (起動OS - 最大容量+α) ├ D: (スワップファイル、テンポラリ - メモリの1.5倍+α) ├ E: (Program Files - お好みで) └ F: (データファイル - 残り容量、物理的に別ドライブにしても可)
こうすることにより、取り扱いの難しいシステムファイルが散らばるのも防げます。面倒なようでしたら、最低限、起動ドライブとデータドライブだけは分けておきましょう。
この方法、実はLinuxでは当然のように行われていました。なぜパーティションを細かく区切り、ディレクトリ単位に割り当てるのか、今まで理解できませんでした。FAT領域が肥大して効率悪いのではないかとも思ってました。しかし、ファイルが断片化しなければFATの肥大など微々たる物。先人の知恵には頭が下がります。
そんなわけで、大容量HDDの今だからこそ、OSインストール時にはこれを実践してみて下さい。
Vistaの音声認識システムはマフィアの香り
MicroSoftによるWindows Vista音声認識システムデモの失敗談。
「Dear Mom(親愛なるお母さん、句読点)」と読み上げるとコンピューター上には「Dear Aunt(親愛なる叔母さん)」と表示。修正しようと「fix aunt, fix aunt(『叔母さん』の部分を修正、『叔父さん』の部分を修正)」と入力しようとするが、まったく認識せず。いろいろと回復を試みようとした挙句に表示された文章がこれ!
「Dear aunt, let's set so double the killer delete select all(親愛なる叔母さん、殺し屋に2倍払って全てを始末しちゃってください)」
何をどうやればこうなるのでしょう。正確に音声を認識するよりも難しいと思います。
Windows2000で128GB以上を認識させる方法
Windows2000が発売されたころは128GB以上の大容量HDDは存在しませんでした。そのため、128GB以上を認識できない問題があります。ですが、レジストリをいじることで解決可能。方法は以下のとおりです。
- Windows 2000 SP3以上をあててatapi.sysを48bitLBA対応のものにする
- 自動的に128GB以上を認識しない場合は、レジストリに"HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Atapi\Parameters\"にREG_DWORD型で"EnableBigLba"と言うエントリーを作り、値を1にする
大抵はシステムアップデートで勝手に機能するようになってるはずです。注意点としては、SP3以上を適用するまでは大容量HDDにアクセスしないこと。HDDに少しでも書き込みされると、HDDの内容が破壊されるかもしれません。私はファイル構成を記録する部分が破壊され、2つあるFATのうち片方がやられました。再起動後、リカバリが機能して片方のバックアップから復旧されましたがヒヤヒヤして生きた心地がしませんでした。