APNGとmPNG、混乱招く仕様乱立

APNGメモ

先週、firefox nightly buildにAPNG(アニメーションPNG)のパッチが実装されたそうです。そこでAPNGについて調べてみました。

APNGとはMozillaグループが提唱するPNGのアニメーション規格。拡張チャンクによって実現されているそうです。しかし、機能拡張部分を公的なものにしないと、普及も見込めず将来的に問題が起こる可能性があります。MozillaグループはPNGグループに対して、この独自拡張を認めさせたいようです。

ここでPNGグループ側は猛反発します。元々PNGは1枚画像のための仕様。そこに無理にアニメーション拡張を付加するのは美しくない。議論を続けるうちにPNG側コミュニティでは代替案としてmPNG(モンタージュPNG)を出してきました。

mPNGは複数画像をタイル状に並べて1枚絵とする仕様。mPNGビューワで閲覧すると各タイルを一定時間ごとに切り替えて表示し、アニメーションを実現させるそうです。旧PNGビューワでは全フレームがサムネイル状に表示され、一応の後方互換が保証されます。

しかし、MNGがありながら今更アニメーション仕様を増やす意味があるのか?Mozilla側は2003年にMNGは仕様が複雑でライブラリ肥大化に繋がると言い、サポートを打ち切った経緯があります。肥大化を避けたいだけであれば、MNG-LCを採用すれば良かったのではないでしょうか。

私はAPNGもmPNGも反対です。仕様の乱立は避け、もっと議論すべきだと思う。

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