ソフトウェアを基準にしたOS選び

アートの学生にGNU/Linuxを

OS選びの最大の基準は何か。それは、自分が欲しいソフトがより多く動くかどうか。使いやすさは二の次です。

ゲーマーは迷わずWindowsを選ぶでしょう。では、アーティストや研究者、一般人は?答えはWindowsでもLinuxでも好きにしろと言ったところ。Macでもいいです。

ただ、WindowsもMacもOSは高額なんですよね。メジャーバージョンアップのときには追加支出が発生します。

そこでLinuxの登場です。サーバーもデスクトップも基本的に無償で使用出来ます。バージョンアップも思いのまま。最近では一線で使えそうなソフトも揃っています。特にUbuntuディストリビューションでは、2万近い数のソフトをリストから選ぶだけで導入できてしまう手軽さなのです。

レタッチソフトGimp、3DソフトBlender、Adobe Premiere相当の映像編集ソフト等、一通り揃っています。ゲームをしないのであれば選択の余地ありです。特にお金の無い学生には、自分が欲しい機能のソフトを無償で手に入れられるというのはありがたいことです。これら無償ソフトウェアに接してきた学生の中から、未来のアーティストが生まれるかもしれません。

Linuxではサーバの勉強も出来るので積極的に使っていきましょう。また、無償ソフトを使ったら、いつか自分の出来る範囲でコミュニティに恩返していってください。それがオープンソース精神です。

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