2009年03月06日、Prince of Persia (2008)のダウンロードコンテンツ(DLC)がXbox 360とPS3用に配信開始されました。価格は、Xbox 360が800MSポイント(1200円相当)、PS3が税込1200円です。PS3の場合、海外では10ドルで購入出来るそうなので、1ドル97円の現在、英語版ユーザのほうが多少お得かもしれません。
肝心の内容に関しては次のようなアナウンスがされています。
Xbox 360/PS3版「プリンス・オブ・ペルシャ」,エンディング後の新たな冒険を描くDLCが本日配信 (4gamer.net)
復活したアーリマンに追いかけられながら、地下宮殿を抜けて砂漠の国から脱出しようとする「プリンス」と「エリカ」。「嘆きの王」や新敵「シェイプシフター」がプリンス達の行く手を阻むが、なんとか倒しつつトラップ満載の地下宮殿を抜け、目前に迫るアーリマンを振り切り出口へ辿り着く・・・。
アーリマンの力は強大で、プリンスとエリカの力だけでは倒しようがないことをエリカは知っていたのだった。プリンスとエリカには未来はあるのだろうか・・・。そして、アーリマンに打ち勝つことは出来るのだろうか・・・。
果たして、この真のエンディングはユーザに受け入れられ歓迎されるのでしょうか。それとも蛇足と思われ無かった事にされるのでしょうか。今回の売り上げはDLCビジネスの今後に関わる重要な要素になるでしょう。例によってPC版のアナウンスは未だにされていません。と言う事は、このDLCを遊ばなくてもストーリー上問題は無い、と捉えることもできます。次回作を匂わす意味深な終わり方で新コンテンツの訴求力を高める手法は、ハリウッド映画でお馴染みです。しかし、その続編への期待が高ければ高い程、作品に更なる完成度が求められ、肩透かしを食らったとき反動として表れる失望感も膨れ上がります。続編は人気が出難い、と言われる所以です。それ故、安易にDLCを配信するより、十分に準備を整えてから2作目を作ったほうが良かったのではないでしょうか。