PCトレンドメモ2008Q1-スペックとパーツ選び

10年以上使い続けたCRTモニターが壊れたのを機にPCを新調しました。電源やHDD、ファンが弱ってきていたのでいい機会です。以下、買うときに調べた最近のトレンド構成を記しておきます。基準はコストパフォーマンスが高い5年先まで安心して使えるPCです。

CPUは波に乗っているINTEL製。4コアか2コアで悩むところですが、それほど並列処理するつもりはなかったので、1コアあたりのクロック数が高い2コアを選びました。1月20日に発売されたばかりの45nmステッピングC2D E8400です。動作クロックが3GHzあり、シングルコアアプリケーションを動かすには申し分ないスペックです。

GPUはnVidia一択。AMD(旧ATI)は製品とドライバ性能が不振続きだったので見送りました。選んだのは、コストパフォーマンスに優れていているGeForce8800GT。ただし、リファレンスファンは冷えないという情報があったのでオリジナルファン搭載品 GALAXY GeForce 8800 GT GF P88GT/512D3にしました。

マザーボードはINTEL P35とX38チップセットを候補に選出。しかし、X38にはチップセット自体に致命的なバグがある様子。そこでP35にしました。残念なことはP35はPCI-e2.0に対応していないため、GPUの性能を十分に発揮できないところ。ちなみに、「LGA775ソケット対応CPUを持っていない場合はBIOSが新CPUを認識しない」という噂が流れていたため、公式に対応を謳っているもの GIGABYTE GA-EP35-DS4を選びました。

電源は品質に定評のあるENERMAXにしたいところです。しかし、価格が高いのでグレードを少し下げてエバーグリーンのSilentKing αを選択。静音仕様の巨大14cmファンが特徴の製品です。 電源容量は余裕を見て500Wを選びました。今考えてみると一ランク上の550Wでも良かったかもしれません。PCの安定動作に必要な電源容量は電源容量☆皮残量☆計算機。で算出しました。

メモリはデュアルチャンネル検査済2枚組を2セット、JEDEC準拠のものを購入。DDR2-800(PC2-6400)2GBが合計4枚で8GBです。DDR3はまだまだ高値であり、Windows Vista需要で供給過多なDDR2が狙い目です。

ケースはAntecのNine Hundred。CPUやマザーボードが省電力になってきたのにも拘らずVGAは相当な熱を孕みます。ケチらずにエアフローのしっかりしたものを選ぶことが重要です。

OSはWindows VISTA Home Premium x64。4GB以上のメモリを活用させるためには64bit OSが必要になります。発売後1年を過ぎ、動作も安定してきたので使ってみることにしました。注意点は10年以上昔の16bitアプリケーションや特殊ドライバを使ったソフトは動かない事。特別な理由がない限り代替ソフトへの変更も視野に入れるといいでしょう。

さて、1月20日に開かれた新CPU発売イベントに私も行っておりました。長蛇の列が出来ているショップもあり注目度が窺い知れます。どこも御祝儀価格で高めだったのですが、特価品やイベントを考慮すると満足できる範囲でした。この日、私は声優の古谷徹さんのサイン入りゲーム、モンスターハンター フロンティア オンラインを頂いて帰りました。思いもよらぬサプライズ!ありがとうございました。

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irrKlang1.0.4登場

Irrlicht1.0.4がリリースされて久しいですが、今度は音源ライブラリのirrKlangが1.0.4になりました。

irrKlang 1.0.4 (ambiera)

主な変更点は録音機能の追加。まだWindowsのみの対応です。irrKlang1.1になる頃には全ての環境で同機能をサポートする予定だそうです。

さて、この録音機能、どのような用途に使用されるでしょうか?もしかしたら、音声認識ゲームが多く作られるかもしれません。

過去に私は音声認識ゲームのデバッグ現場に出くわした事があります。

それは、ある夜も深けた丑三つ時。薄暗い開発室には墓石のように所狭しとCRTモニターが並んでいました。その後ろから何やら生気のない声が聞こえてきたのです。

耳をそばだててみると、陰陽師のように低いトーンでこう呟いていました。
「コマンド、戦う。……コマンド、回避。ふぅふぅはぁはぁ…う、うぅぅぇぃ」
あちこちから聞こえてくる呟きに戦慄を覚え、足早にその場を退散したのでした。

気の弱い人は、実際に聞いたら卒倒するかもしれません。キーボードとマウスが使える人は、周りから怖がられるので音声認識は控えましょう。

つまり、…irrKlangの録音機能は一般アプリケーション用途に絞ったほうがよさそうです。

Lightbox2をxhtml 1.1 validにする方法

画像ファイルをページ遷移無しに表示してくれるスクリプトLightbox2。しかし、xhtml 1.1で運用するとW3C Markup Validatorから文法ミスを指摘されてしまいます。しかし、焦る事なかれ。この問題、楽に解決できるのです。

まず、指摘された構文エラーは、グループ指定に使う"rel=lightbox[group]"の"[]"記号部分。これは本来rel属性には使えないようです。解決策は意外にも本家フォーラムに提示されていました。

Validation on xhtml 1.1 (W3C Markup Validation Service)

the other way is to place a dot instead of the [ ] brackets.
eg. rel="lightbox.group"

can't remember where i found the fix. some kind soul shared it in another forum! :)

つまり、他の記号で代用しましょう。"rel=lightbox.group"と書いてください。W3C Markup Validatorに合格するはずです。この代替案はソースファイルを修正することなく動きます。"."の他に"-"でも可能。

この回避策はslimboxのようなlightbox系全般で使える可能性が高いです。正しい文法を意識しているのであれば試してみる価値はあるでしょう。

Irrlicht日本語対応版IrrlichtML 1.4をリリースしました

報告が遅れましたが、IrrlichtML 1.4をリリースしました。

Irrlicht 1.4

今バージョンから実行ファイルコンパイル時に使われていたFreeType2ヘッダーが不要になりました。通常のIrrlichtと同じ感覚で使用出来ます。しかし、この変更に伴いCGUITTFontクラスに直接アクセス出来なくなります。AntiAliasやTransParencyの設定はフォント読み込み時だけ可能です。

また、Linux用Makeファイルも添付しました。Ubuntu7.10でテストしてあります。実は今まで些細なミスによりLinuxでコンパイル出来ない状態でした。uirou氏が以前報告してくれたミスはこれだったようです。修正を忘れてしまって申し訳ありませんでした。

ちなみにUbuntu上では、コンパイルは通るようにしてありますが、日本語入力が機能していません。今回は不具合のあるままリリースしてあります。 Linuxプログラミングは始めたばかりなので修正には時間がかかりそうです。もし、LinuxでIrrlichtを使用している方がおられましたら、XIM周りのソースをチェックしてくれると嬉しいです。

新感覚PS3ゲーム「Little Big Planet」

PS3で発売予定のLittle Big Planetがトンでもなく楽しそうです。まずは映像をご覧下さい。

このゲームは物理エンジンの特性を生かし、コミカルなステージの想像に成功しています。また、キャラクターがかわいらしく人形劇を見ているようです。ゲームの売りは以下の3つ。

  • キャラクターカスタマイズ
  • クリエイティング
  • ネットワークプレイ&シェア

服やアクセサリーでキャラクターの個性を主張でき、ステージを自分の好きなようにエディット可能。そして、ネットワークを通じて世界中の人々と自分が作ったステージを共有出きるのです。この試みは何も新しい事ではありませんが、Little Big Planetは上手く万人に受け入れられる仕上がりに纏まっているのではないでしょうか。

それにしても…かもされそうですね(もやしもんネタ)。