「プログラミング」タグアーカイブ

DB操作クラスを自動生成 - PHP Object Generator

PHP版Ruby on Rails? - DB操作クラスを自動生成する"PHP Object Generator" (マイコミジャーナル)

PHPのソースコードを自動生成するWebアプリケーションであるPHP Object Generatorの最新版「PHP Object Generator (以下、POG)3.0」が26日(米国時間)、公開された。PHPで開発されたWebアプリケーションで、The BSD Licenseのもとで公開されている。POGでは、クラス名とアトリビュートを指定することで同データを操作するためのPHPクラスが生成される仕組み になっている。PHP4/PHP5アプリケーションで動作するコードが生成される。

サイト自体がデモを兼ねていたので、試しにコードを生成してみました。テーブル名(オブジェクト)と同じ名前のクラスが生成され、その中に全てのDB操作メソッドが詰め込まれます。フィールドの名前や型も自分でカスタマイズ可能です。インターフェースは至ってシンプルであり、制作効率化に大いに貢献してくれそうです。

PHP Object Generator (公式)

PHP Object Generator (SourceForge)

Irrlicht、GUI無しコンパイルオプションが追加される

Irrlicht SVN (SourceForge.net)

rev.809 bitplane 2007/07/26
Added IrrCompileConfig define to compile without GUI. 

//! Define _IRR_COMPILE_WITH_GUI_ to compile the engine with the built-in GUI
/** Disable this if you are using an external library to draw the GUI. If you disable this then
you will not be able to use anything provided by the GUI Environment, including loading fonts. */
#define _IRR_COMPILE_WITH_GUI_

なんと、コンパイルオプションにGUIを分離するdefineが登場しました。IrrlichtのGUIは物足りない!と思っている方は、このオプションを使ってIrrlichtを再コンパイルしてみては如何でしょう。サードパーティ製GUIだけを使うのであれば、余分なオフィシャルGUIを削ぎ落として、DLLをある程度スリムに出来ると思われます。

このコンパイルオプションは先日のSVNリポジトリにコミットされていました。公式に使えるようになるのは、次のIrrlicht Ver.1.4からになる予定です。

Intelの並列化処理用ライブラリ

Intelが並列化処理用ライブラリをオープンソース化 (マイコミジャーナル)

Intelは24日(米国時間)、並列化処理用ライブラリ「Threading Building Block(TBB)」をオープンソース化すると発表した。ライセンスにはGNU GPLv2を適用、ソースコードはTBBの開発用に設けられたWebサイト経由で公開される。

TBBは、並列化処理を目的としたC++のテンプレートライブラリ。TBBを利用することにより、並列プログラミングにおけるスレッドの生成や処理の割り振りなど、マルチコア/マルチスレッドに最適化されたアプリケーションの開発を効率化できる。

GPLv2となっていますが、例外規定により商用アプリケーションで使っても問題ないようです。確かな事はいえないので、自分の目で確かめて精査したほうがいいですけどね。

Core 2 Duoを皮切りにマルチコア、マルチスレッドがメインストリームになってきました。このライブラリで、どの程度スレッド管理が楽になるのか興味あります。

Mac OS X用irrKlang リリース

irrKlang for Mac OS X released (Irrlicht 3d.org Blog)

gamedev.netで既にアナウンスされたように、Mac OS XをサポートしたirrKlang 1.0RC1がリリースされました。ダウンロードはこちらから。

翻訳 - 屋森英樹

サウンドエンジンirrKlangがMac対応になりました。不具合がなければ、このまま正式リリースになるでしょう。

ライセンスは2種類。機能限定版のフリーライセンスと、全機能が使用できるプロフェッショナルライセンスがあります。修正BSDライセンス風のIrrlichtとは扱いが違いますのでご注意下さい。

Jirr 1.3.1 リリース!

Jirr 1.3.1 released! (Irrlicht 3d.org Blog)

Java

Stefan DingfelderはJava用Irrlicht 3DエンジンのJirr 1.3.1を遂にリリースしました。irrファイル(irrlicht 3DシーンエディタのirrEditでセーブされたファイル)の読込と表示方法のサンプルや、JNewtonを使った物理運動といった、より多くのデモが同梱され、Irrlicht 1.3.1と互換性があります。また、JDK1.6とスクリプト言語(Javascript)もサポートしています。更に素晴らしい事に、オーディオライブラリ「irrKlang」のjavaラッパーも含まれています。

Stefanは、ウェブブラウザ内でIrrlichtが動くように、Jirrにアプレットサポートを追加することも検討しています。これは朗報だと私は思っており、多くの新しい可能性を開いてくれる事でしょう。

翻訳 - 屋森英樹

いわゆる、JavaでIrrlichtを制御出来るようにしたバインディング版です。Javaには既にOpenGLライブラリが存在しますが、一歩進んだ3D表示環境として、こちらも代替手段の一つに考えてみては如何でしょう。