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[PR] ここが知りたいKAT loco!VR歩行デバイスをレビューしつくす

KAT VR社 日本総代理店である匠様よりKAT locoの提供を受け、ここに詳細なレビューをお届けしたいと思う。なお、専用ソフトウェア KAT Gatewayのバージョンは、レビュー執筆時Ver.1.2.0である。新機能が追加されたら適宜更新していく。

KAT loco(キャット・ロコ)とは、足踏みによりVR空間を歩けるようになる家庭用デバイスだ。各種SteamVR対応ヘッドマウントディスプレイと組み合わせて使える。

2020年1月現在、Oculus Rift等のVR機器を使う際、ゲーム内で移動するには両手に握ったコントローラーを使うのが一般的。しかし、コントローラーは移動以外にも物を掴んだり銃を撃ったりと猛烈に忙しい。上半身だけに負荷がかかるのである。反面、足はそれほど動いてないことに気づくのではないだろうか?

そこで、この足を大いに活用できるのが今回レビューするKAT locoだ。KAT locoを使うことで、上半身、下半身、両方を使ってVR空間を歩けるようになり、コントローラーのみで操作していた時よりVR酔いが軽減されることも期待できる。

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WalkOVRと技適問題について

VR空間を自分の足で自由に動け、モーションキャプチャーにも使える予定の最新機器WalkOVR。2019年も終わりを迎える年の瀬、遂に日本の出資者へも届き始めた。しかし、そこには思わぬ落とし穴が待っていたのだった。

何と技適を取得していなかったのだ!

このデバイスはPCとBluetooth通信するため、日本国内では、いわゆる技適が必須となる。未取得のデバイスを購入するのは問題ないが、実際に使用するのは電波法違反になってしまう。

技適には"技術基準適合証明"と"工事設計認証"の2種類があり、前者は機器1台ごとに試験し番号を割り振る。後者は、機種毎に回路図や工場の資料を用意し、試験認証された同製品全てに同じ番号を付与する形だ。今回WalkOVRが取得していなかったのは、この"工事設計認証"と言われる技適である。

ここではWalkOVR社の技適に対する認識、及び特別措置申請方法、今後の展開について言及する。

WalkOVRとは何ぞや?技適とは何?と言う方は以下の2リンクを読んでから先に進んで欲しい。

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カワイイムーブが捗るWalkOVRについてのまとめ

VR用足踏み移動デバイスWalkOVRについての情報をここにまとめる。随時更新予定。

WalkOVR(ウォーク・オーブイアール)は腰、太もも、足首、計5つの加速度センサーにより動きを検出、VR世界での移動を可能とするデバイスである。モーションキャプチャー機能の実装も明言しているが、2021年1月末現在、未実装である。日本国内代理店は存在せず、トラブル防止の観点から公式サイトでの直販主義を貫いている。定価は249ドル。セール時は20%オフ199ドル。送料は一律23ドルである。製品は即日発送され、速達で2~3日中には到着する。

(少し残念な)日本語字幕付紹介動画
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VRChat民希望の星KAT locoについてまとめた情報

VR用足踏み移動デバイスKAT loco、KAT loco Sに関して、今まで集めた情報をここにまとめて随時更新していく。なお、旧KAT locoは2020年11月末に終売、在庫限りとなっている。

KAT loco(キャット・ロコ)は腰と足首にとりつけた加速センサーで動きを検出、それをVR空間内の歩行動作に変換する機器だ。簡易的ではあるがモーションキャプチャー機能も実装している。日本向けには、国内正規代理店である株式会社匠が販売、日本語翻訳を担当。定価はKAT locoが税込33,000円。KAT loco Sは税込38,500円。送料860円。

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【悲報】米オライリー、DRMフリー電子書籍の取扱いを中止してた

動物の表紙でお馴染み、IT技術者のバイブル的存在である米オライリー社(O'Reilly)。インターネット初期よりオープンソース精神に溢れた運営をしており、電子書籍ストアは2011年頃よりDRMフリーをモットーとしていた。DRM、すなわち、所有権管理機能がない状態を指す。サーバールームなど通信が不安定な環境でもオフラインで読み放題。また、自由に他の端末へ複製したり、バックアップを取っておけたのだ。

しかし、本日、久々に覗いてみた米オライリー社からは、その電子書籍ストアが消えていた。メンバーログイン画面には、「2020年3月にDRMフリーの電子書籍、その他教材はダウンロード不能になる」と書かれている。

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